ご無沙汰してます
17日~19日まで,神戸セミナーハウスで勉強マラソン合宿を行った。「マラソン」?いや,別に野山を走るわけではない。マラソンの距離と同じ時間勉強しようという意味なのだ。しかし,これだけの勉強量を,今までこなしたことがない者が一人でやるのは大変だ。まして,苦しい前半23時間を乗り切るのはなおさら難しい。ならば,一人でやるより,大勢の中で寝食を共にしながら互いの姿を見てするのが一番いいのではないか・・・・・実は,合宿した意味はここにある。
もちろん,42時間,無手勝流に練習してもなかなか上手にはならない。やはり,コーチングが必要である。それも,外部コーチによる特別プログラムであればなおさら意識して上達するだろう ―― そこで,今回,ECCの講師先生方に,国・数・英各教科の学習法について,修正すべき点をマーキングしていただいた。冬季講習であちこちに飛び回っているお忙しい先生方であるが,合宿の意図をよく理解されていて,大変上手にコーチングしていただいたように思う。
後は走り出すだけである。そのための練習メニューもたっぷり用意した。しかし,スタイルはいたってシンプルである。どうしても単調になりやすい。だから変化と区切りをつけるために,普段学校ではしないがtea timeを用意した。加えて,マラソンの10Km地点にあたる合宿のど真ん中にはrefresh hourも設けた(実際,結構はじけてましたよ)。
夕食以降は,各自の部屋での個人レッスンとした。合宿が終わった後のためである。何時までやるかは各自のコンディションに任せた。朝が早いから寝不足にならないよう,12時半までを限度としたが,灯りがついている部屋が多かったように思う。
とにかく,よく勉強した。休み時間が短いだ何のとブーブーいってたが,それが却ってよかった。四六時中勉強したような気分になったから。
それからもう一つ。宿泊棟毎に先生を交えてミーティングをした。しかも,それぞれの棟が独立しているから,6~7人で先生一人(女子は10人に先生一人)という割合である。気兼ねなくワイワイやれたのが最高だった。
次回は,参加した生徒の声を一部書いてみようと思う。