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自然学舎2日目

キンコンカンコン―ン「只今、6時20分です。幸い今のところ雨は降っていません。飯ごう炊さんができることを祈りつつ起きましょう。」の館内放送で二日目が始まりました。

 まるで冬景色の氷ノ山を見ながら朝のラジオ体操。163名の息が合ったなかなかのものでした。 朝礼で昨日の様子は合格点をあげられるが、「言葉遣い」と「食事のマナー」に気をつけようという課題も提起されました。


 朝食を終えて、体育館で「凧づくり」です。指導員の方の説明を聞いている姿も心なしか昨日よりよくなっている様子です。ビニールのゴミ袋が見事に「凧」に変身していきました。そのころ体育館の外には非情な雨がポツリポツリ・・・。「飯ごうすいさん」が???と、心配していると、「凧づくり」も完成に近づくころ、窓の外が「少し明るく」なってきました。「ラッキー!」


 「飯ごうすいさん」は何とかできることになりました。「飯ごうのお米は2~3回研いで、目盛りと目盛りの間まで水を入れて下さい。」「にんじんは2ミリぐらいに細く切らないと短時間で火がとおりません。」などの注意を受け、一斉に「カレー作り」がスタート。マッチで火をつける姿のなんとまどろっこしいことか。何とか火も起こり飯ごうすいさんらしい風景になってきました。一番早く出来上がり食べ始めたのはもちろん先生班。「率先垂範?」、おいしく食べている姿を見せることが生徒にやる気を起こさせるとばかり、早々と「いただきまーす。」味は抜群、一流ホテル並み。どこかで「ごはんありませんかー」の生徒の声。行ってみるとなんとすごく気合の入ったおこげ、まるで、「イカ墨ライス。」武士の情けとばかり先生班のご飯をおすそわけ。「ありがとうございます。ご飯がこんなにおいしいとは・・・」と感謝される場面も。


 後はオリエンテーションと学園歌の合唱コンクールです。みんなわがクラスが一番にとひそかな闘志を燃やしています。担任が一番必死かな?秘密練習も計画されているような様子で、あまりここで詳しくは書けません。昨日よりも今日と確実に生徒たちは成長し、雲雀丘学園の一年生としてまとまりができつつあります。乞うご期待!
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今晩は大きなテルテル坊主を作って寝ることにします。