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始業式

3学期が始まりました。
各学年の締めくくりと次の学年への準備の学期です。
文理選択を終えて、高校2年生になるのを楽しみにしている人が多いのではないかと思います。
基礎固めをしっかりとして、4月に始まる2年生1学期に備える必要があります。そこで、高校1年3学期を、あえて「高2ゼロ学期」と呼んでいます。

今日の始業式には、校長先生から「兆」 という字の紹介がありました。 きざし、まえぶれという意味で、前兆という言葉もあります。
かつて占いの時に亀の甲羅に現れる割れ目の形を用いて占ったそうで、その形をもとに出来た象形文字だそうです。兆「きざし」や吉兆に加えて、この文字を用いて、手を加えて割れ目をつける、かきたてるの意味を表し、転じて挑む「いどむ」の意味を表すそうです。「きざし(兆)」を感じ、障害になるものを左右に分けて、逃げる(逃避)ことなく、ながめ(眺望)て、いどみ(挑戦)、大きくはねる(跳躍)1年にして下さい、と校長先生にお言葉を頂きました。すべての字に「兆」が含まれています。

それぞれの夢に向けて、得意不得意を超えて文理選択を行った高1生にとっては、まさに挑む「いどむ」年となりそうです。自分の選択した道に責任を持って努力をし、挑んでほしいと思います。

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