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第三回中学校入学説明会の開催

説明会場
   会場となった本校講堂の様子

  11月4日(日)、本年第三回目となる中学校の入試説明会を開催しました。本日は休日であり、本校において「五ツ木・駸々堂のテスト」があったため、早朝より保護者と生徒が一緒に来校されるケースも多かったようです。10時半からの説明会には295組、437名の方に参加いただきました。
  本校で開催する中学入試説明会も今回で三回目となっていますし、これまで多くの会場でブース形式による入試相談会を実施しているため、何度も説明会に足を運んでいただいている保護者の方もおられたようです。私はいつものように冒頭、「社会で役立つ力を育てる」というテーマで話をし、続いて教頭と入試広報部長から来年度からスタートする中学校におけるコース制の導入や教育方針、入試の傾向等について説明させていただきました。約一時間の説明会の後、学校の校舎と本日練習しているクラブ活動を見学していただきましたが、ギターマンドリン部による演奏には多くの生徒や保護者の皆さんが耳を傾けておられました。何人かの保護者の方からは個別の相談をお受けしましたが、例外なく親として自分の子どもの将来について心の底から心配されている様子が窺い知れました。
  今、世界は大きく変わろうとしています。特に66億の世界の人口は、10年後には72~73億人になります。その時には現在11~12歳の子ども達は社会人になっているのです。中学・高校という最も多感な思春期をどのように過ごすかによって、彼らの人生が大きく変わるのは間違いないと思います。このように考えると、一人ひとりの大切な人生を預かっていると言っても過言ではありません。
  説明会の終了にあたって、私は変化の激しい時代であるからこそ、親も子も勉強していかなければならないということを話しました。本校では教育方針として「人間教育の充実」と「学力の充実」の両立を掲げていますが、個々の生徒を家庭と学校が連携して育てていくという「共育」が何よりも大切であると思っています。
  これで、本年度の中学校の入試説明会は終了しましたが、正直なところ、来年の1月には果たしてどれくらいの生徒が受験してくれるのか、期待と不安の入り混じった複雑な気持ちです。また、これからも個別の進学相談や学校見学にはいつでも応じていますので、お気軽にお越しください。