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ロータリークラブでの講演

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4月9日(月)、入学式の代休ということもあり、何とか時間の都合がついたため、大和郡山ロータリークラブからの依頼を受け、お話しをしました。
大和郡山は太閤豊臣秀吉の弟である豊臣秀長の居城があったところで、金魚の養殖でも知られています。また、この地には松下電器の事業所がありますが、私が以前勤務していたこともあり、顔見知りの方も数多くおられます。大和郡山ロータリーのメンバーは約50名ですが、現会長は大本山松尾寺の副住職である松岡秀晋氏であり、私の高校の1年後輩にあたります。
今回は、『民間校長奮闘記』というテーマで、これまで4年間における府立高校で経験を中心に、学校の風土、教職員の意識、学校と社会とのギャツプ、校長の権限、最近の生徒の特質、学校と家庭との連携等についてお話ししました。メンバーには会社の経営者をはじめ、寺院関係者、地区の教育関係に携わっておられる方等もおられ、熱心にお聞きいただいたように感じました。
 昨今、いたるところで教育問題が取り上げられるようになってきましたが、教育に関してはそれぞれの人が自分なりの意見を持ち提言されるケースが多いようです。しかし、中には教育界の実態を詳しく知らないまま、現場と遊離した意見が出されていることも多いように感じます。教育改革のためには、何と言っても現場に立脚した議論と実践が必要です。
これからも機会があれば「現場」「現物」「現実」をしっかりと伝えていきたいと思っています。