« 生徒会役員の承認式 | メイン | こどもの日の由来 »

みどりの日と国民の休日

 5月4日は今年から『みどりの日』ということになりましたが、この日とみどりの日の取り扱いについては、これまで多くの変遷があります。みどりの日が最初に制定されたのは、1989年に昭和天皇が崩御されたことによる天皇誕生日からの変更でした。その後4月29日を「昭和の日」として制定しようという動きになりました。そして、2005年に正式決定になりましたが、同時にみどりの日を5月4日に移行させることになり、今年から施行されることになりました。
 一方、5月4日はこれまで『国民の休日』ということになっていましたが、
これは、〝日本は働きすぎであり、もっと休みを増やすべきである〟という海外からの要請に応える形で、1985年に祝日法が改正され、祝日にはさまれた平日を『国民の休日』としたことによって生じたものです。
 今回の改正で、「憲法記念日」「みどりの日」「こどもの日」と祝日が3日続くことになりますし、4月29日は「昭和の日」にあたっています。
また、祝日が日曜日と重なった場合には、その週の月曜日を休みにするという「振替休日」の制度も設けられているため、大型連休になる可能性が非常に高くなるのです。
 なお、2009年になると、「敬老の日」が9月21日(月)、「秋分の日」が23日(水)になるため、新たに22日が国民の休日ということになります。
 いずれにしても、それぞれの祝日の意義をしっかりと確認すると共に、これらのまとまった時間を有効に使い、普段できないことをやるという姿勢が大切だと思っています。