高校一年生「職業人に学ぶ」
きょうは高校一年生を対象に「職業人に学ぶ」を実施しました。医師、弁護士、大学教授、会社の経営者など15の様々な職種の方をお招きして、現場の生の声をお聞かせいただくという企画です。生徒たちは自分の関心のあるものを2つ聞くことができます。詳細は進路便りに掲載されていますので、そちらを参照してください。
本校の教育の大きな柱の一つに「キャリア教育」があります。中学・高校の6年間を見渡して、系統的に取り組みを企画しています。その高校一年生版が今回実施しました「職業人に学ぶ」です。高校生になれば、大学進学をどうするかということが大きな課題になります。当然のことですが、大学をどこにするかと言うよりも、自分の生き方、将来の進むべき方向を考えて、その中でどの学部、どの大学にするかということを考えることが重要です。大学が先にあったり、ましてや大学の名前から進路を考えると言うことではありません。
世の中にはたくさんの職業があります。情報化社会ですから、ネットや本などで沢山の情報が溢れています。しかし、その情報からだけでは本当の姿を掴むことは難しいものです。作られたイメージによる思いこみもあると思います。今回のように、その分野で実際に活躍されている方の口から話を聞き質問もできるという機会は、生徒が職業についての理解を深める上で重要な役割を果たすことは間違いありません。
早い段階で、将来の進路目標が明確になった生徒は、学習に取り組む姿勢も変わってきます。「学びのスイッチ」が入ります。様々な機会を通して自分の生き方を見つけだし「社会で活躍するリーダー」になってくれることを願っています。