盛況だった「ミニ入試説明会」
昨日の土曜日、午前10時から「ミニ入試説明会」を実施しました。8日の土曜日に続いて2回目になります。ホームページで案内を出しただけですが、中学・高校とも予定していた会場が満員になるという盛況ぶりでした。土曜日は授業を行っておりますし、「職業人に学ぶ」講座も行っています。人手が足りず、私や二人の教頭も含め総動員で対応にあたる始末でした。
「勉強だけでなくクラブも頑張らせたい」、「中学入学時に2つのコースに分かれるが、高校進学時に同じ目標を持ったコースに行けるのが魅力」、「人気が高く志願者が多くなると聞いているが、難しくなるのですか」など中学受験で相談に来られた方の質問や感想です。
高校受験では「選抜特進に行けばクラブは出来ないのですか」、「現役の進学率はどうですか」、「大阪府の私学と同等の奨学金制度とは」、「公立と迷っていますが」などの質問が多かったように思います。
折しも、昨日の新聞に「大阪公立校『普通科』前期4.09倍」の記事が出ていました。「普通科定員29,380人のうち6,420人を前期に回した。14日校長会の希望調査によると26,237人が希望。2万人の不合格者が出る」。というものです。特定の人気のある学科やコースに高い倍率が出るということはあると思います。しかし、普通科全体で4倍を超え、2万人の不合格者がでるというのは、喜ばしいこととはいえないと思います。進学指導の中で調整されるとは思いますが、「ダメもと」で受けてみようというような風潮が助長されるのは良くないことです。良く調べ「この学校なら頑張れそうだ」というところを志望校にすべきです。急遽実施した「ミニ入試説明会」ですが、少しはお役に立てたのではないかと考えています。