複雑になる高校受験
きょうから週末の土曜日まで期末考査です。5日間の長丁場ですが、2学期の総仕上げとして頑張ってくれていると思います。
一方、高校受験を控えている中学3年生の皆さんは、期末考査も終わりいよいよ志望校決定の時期に差し掛かっていると思います。数年前までは、2学期末には私立高校をどこにするかは決めていましたが、公立高校をどこにするかは私立の結果を見てというかたちが多かったと思います。もちろん私立を考える時に専願か併願かは決めなければなりませんでした。ところが、今年は大阪の公立高校受験に特徴的に見られるように、私立の結果を待って公立の受験校を決定する時間的余裕がなくなってきています。私立の合格発表直後に前期の受験が行われるからです。しかも、専門学科だけでなく普通科も行われます。ということは、ほとんどの受験生が2学期の終わりには私立だけでなく公立もどうするかを考えて志望校を決めないといけないということになります。
自分の行きたい学校はどこなのか、それが私立なら専願に、公立なら私立の併願校はどこにするのかだけでなく、前期の公立校はどこにするのか、それがダメなときは後期を受験するのかも含めどうするかを考えなければならないということになります。受験機会が増えるということはそれだけ受験パターンが複雑になり、「だめもと」で受験するということもでてきたりします。その結果、入学してみたら思っていた学校とは違ったということにもなりかねません。何故その学校を選ぶのかを明確にして受験校を選んでほしいと思います。
本校の中学3年生も、このような受験を乗り越えてきた仲間とともに高校生活をスタートさせるのだと言うことを理解しておいてほしいと思います。