調整段階の留意点
センター試験まで40日ほどになりました。中学入試も同じです。高校三年生は明日からセンター試験に向けた特別な授業になります。
部活動などの試合では、体力アップや技術の習得の時期が終わり、大会に向けての実戦を想定した調整の時期です。入試も同じことです。今まで学習してきたことを個々バラバラの知識としてではなく、いろいろな事象と関連づけ理解を深めていくことが重要です。闇雲に暗記するだけでは直前に覚えたことだけが強調され過去に学習したことが記憶の片隅に追いやられてしまいます。
調整段階でもう一つ大切なことが体調管理です。特に冬の時期は低温・乾燥など、この時期特有の課題に対する対策が要求されます。 低温で空気が乾燥するとインフルエンザウイルスが活発になり、のどの粘膜の防御反応も低下してウイルスに感染しやすくなるといわれています。対策としては加湿が有効で、 室温は20度、湿度は50%以上が良いとされています。急激な温度変化は良くないので、室温は少し低めが良いようです。食事はレバーやにんじんなど「ビタミンA」を多く含むものは粘膜の働きを保つ効果が期待できるそうです。 緑黄色野菜や大根やカリフラワーなどの淡色野菜などは免疫力を上げるのによいと言われています。一般的に「旬のもの」が良いようです。あとはウイルスや菌を体内に持ち込まないための手洗い、うがいです。
調整段階では、悩みや焦りは禁物です。ポジティブシンキングで、出来ることを淡々と積み上げていくことが、最大のパフォーマンスを発揮する道です。