今年の主な取り組み
今年も残すところ、あと20日になりました。少し早いですが、この一年を振り返ってみたいと思います。
高校改革を始めて6年目、中学改革からは5年目になります。今年は改革の第3ステージをめざすとしてスタートしました。育成すべき生徒像としては、「自ら進んで学びを追求する生徒集団」、「実践力旺盛な生徒集団」、「自治力豊かな生徒集団」を掲げて取り組んできました。そのなかで、単なる受験学力ではなく、「本物の学び」の追求に力を入れて取り組んできました。日常の授業での追求は勿論のこと大学や研究機関と連携して取り組んできたこともあります。夏休みを利用して中学3年生と高校1年生の有志を募っての「サイエンスキャンプin鳥取大学」や高校生対象のサントリー生物有機化学研究所での5日間にわたる「研究者体験」等です。こうした取り組みの中から、高校生が「日本生物学オリンピック」で本選に出場したり、中学生が「日本ジュニア数学コンクール」で優良賞を受賞するといった成果が現れてきています。
「本物の学び」を追求するとともに「何のために大学へ行くのか」、「どのような分野で社会貢献するのか」といったことを摑ませるためにもキャリア教育に力を入れて取り組んできました。中学生が行っている「職業人インタビュー」、高校生対象の「卒業生に学ぶ」、「1Day College」そして今週末に予定されている「職業人に学ぶ」等です。
あと、「人間教育」の柱としてして位置づけて取り組んでいる「環境教育」があります。これらについて、総括をして教訓を導きだし、更なる発展をめざせるようにしていきたいと考えています。