「本物の学び」
「先端科学実験教室」 「サイエンスキャンプ」
日常の授業の中で基礎・基本をシッカリ学習すると共に、「一流・本物から学ぶ」をテーマに、各方面の第一線で活躍されている方から「学ぶ」ことに力を入れています。本校が目指す「本物の学び」の追求です。日本の伝統芸能の歌舞伎や狂言、芸術鑑賞や講演会などを教育課程に組み込んでいるのもそのためです。また、環境教育を通しての「学び」、大学や研究機関と連携しての「学び」など、自分の興味や関心のあることを深く追求できるようにもしています。来年は、鳥取大学医学部や徳島大学総合科学部も協力していただけます。「サイエンスキャンプ」での学びの幅が広がります。
中学生がこの様な「学びの体験」ができることは大変意義のあるものだと思います。今年の夏に参加した中学3年生のお母さんが、「どうだった?」と娘さんに感想を聞かれたそうです。その時は「難しかった」という返事だったので、そんなものかなと思われたようですが、別の大学のオープンキャンパスに行かれた時に、研究室に設置されている機械や設備を見て「これと同じものを鳥取大学で使わせてもらって実験や研究をした」と言う娘さんの説明を聞いて、「本格的な実験・研究をさせていただいたんだ」と感心されたそうです。
また、高校生が体験したサントリー生物有機科学研究所での5日間の「先端科学実験教室」は、「受容体遺伝子のPCRによる同定とその塩基配列の決定」といった本格的なものでした。
これらは一例ですが、知的好奇心を刺激し、「本物の学び」をいろんな分野に広げていきたいと考えています。今夜も、ふたご座流星群に胸を躍らせている生徒がいてくれると期待しています。