« 2学期は予習をする生徒が増加 | メイン | 「一陽来復」 »

中学入試出願始まる

 終業式は昨日終わりましたが、冬期講習、懇談がありますので、職員室や校内は、普段と変わりない様子で学校は動いています。保護者の出入りの多いのが普段と違う光景です。
 きょうから中学入試の出願が始まりました。早朝より受付が始まるのを待っておられる方もありました。前期入試の出願期間は入試日程の関係上、昨年は7日間でしたが、今年は10日間になります。初日の出願状況はトップページにも載せていますが、前期A日程は一貫選抜79名、発展25名の計104名です。昨年の初日も12月21日でしたが、出願数も同数の104名です。内訳は、今年の方が一貫選抜が11名多いという違いはあるものの、同じ日に同じ出願数、偶然の一致とはいえ何か不思議なものを感じます。
 年末から年始にかけて、各学校で出願が始まります。競争率は確かに入試の難易度を測るバロメーターの一つになりますが、倍率が高いことがイコール難易度が上がるとは言い切れません。入試では、どのような力を持ったものが集まっているかによっても難易度は変わります。力の均衡したものや自分より力が上のものが集まっていれば、少数でも激戦で難しくなります。その逆であったり、力がばらついていれば倍率は高くても易しい場合もあります。それは倍率だけでは分かりません。要は自分の力が他と比較してどの位置にあるかがポイントになります。倍率に気を取られることなく、迷わず納得できるところに挑戦し、持てる力を十分発揮できるようにすることが重要です。