第14回社会科研究発表会
中学1・2年生は「歴史新聞」・「世界の国調べ」の二つの分野に分かれて、それぞれの分野に各クラスから代表が発表しました。発表テーマは「近所の歴史〜伊佐具神社と赤松円心の墓」、「三国志新聞」、「鶴姫伝説」、「セーラー服 HISTORY新聞」、「田中正造」、「天草四郎」、「平清盛」、「中岡慎太郎」、「ほとけさま新聞」、「龍馬暗殺」が歴史新聞の各テーマでした。また、世界の国調べの各テーマは「ジャマイカ」、「トルコ」、「セントクリストファーネイビス」、「インドネシア」、「イースター島モアイ」、「スイス連邦」、「ツバル」、「イタリア」、「アメリカの食生活」、「ベトナム」でした。中学3年生は地域に関する自由研究、「沖縄マップ」と「沖縄の家 今〜昔」の2つ、高校生からは自由研究「紫式部と清少納言」(2人の才女の人物像)が発表されました。
今年で14回目を迎える伝統的行事になってきました。教科書や授業で学習することに捉われず、各自が興味・関心のあるテーマについて研究発表するものです。年々発表の仕方や発表内容も工夫されてきているようです。いろいろなところからの資料を集めてくるだけでなく、独自の視点や見解が入ってくるようになっている、と社会科の先生は感想を述べていました。
先日実施された歴史検定で、本校の中学3年生が見事1級日本史に合格しました。中学生で1級日本史に合格したのは全国で1人だけとのことです。合格した個人の努力はもちろん賞賛されることですが、この発表会のようなものが企画されるような風土、伝統も無関係ではないと思います。