国公立大学前期試験終る
今朝、「英語の問題で、定期考査でやった問題が、入試に出ていた」、と大阪大学を受験した生徒から報告がありました、という連絡が校長室に飛び込んできました。25日から始まった国公立大学の前期試験は、きょうでほとんどの大学が終了します。ひとまずは、お疲れ様といいたいところですが、前期試験の結果が出るまでの間,、一休みしているわけにはいきません。中期や後期試験に向け、気持ちを切り替える必要があります。
あすは卒業式の予行、3月1日は卒業式と大切な行事があります。クラスの仲間と顔を合わせることになります。お互いに健闘を称え合い、次の目標に向けて頑張る気持ちを高め合う良い機会です。いつも言っているように「受験は団体戦」です。孤独な個人だけの「戦い」にしていては勇気も湧いてきません。力も十分発揮できません。仲間の支え、励ましを力に転化する必要があります。クラスの力、学年の力、学校の力です。この力が強いところほど、個人の力も強くなります。今年の高3生は、昨年より1クラス少ないという人数におけるハンディがありますが、人数の少なさを団結力の強さでカバーしてきました。この団結力を最後にもう一回り大きくして、卒業式や国公立大学の中期・後期入試、私立大学の3月入試にあたってくれると期待しています。
今年はセンター試験の平均点が下がったことによる影響が懸念されています。気持ちを切らさず、最後の最後まで頑張り抜いた受験生に、大きなプレゼントがあると思います。