第58回中学卒業式
昨日の天気と打って変わって良い天気になりました。春一番の明くる日は冬型に戻り寒くなるのが定番ですが、きょうは違いました。58期生154名の卒業を祝ってくれているかの様な穏やかな良い天気でした。
一人ひとりに卒業証書を手渡した後、式辞を述べました。その中で卒業生に身につけて欲しいこととして二つのお願いをしました。一つ目は、高校生になるにあたって、受験で如何に点数をとるかといった勉強ではなく、自分の興味や関心をとことん追求していく「本物の学び」を追求して欲しいこと。「どうしてそうなるのか」など「なぜ」を大切にする学びです。二つ目は生き方の問題として、「こうした方がいい」、「こうなれば良い」と感じたら、先ず自分から動く、自分が変わることによって他人をも変える、影響を与える人間になって欲しいということです。
理事長特別表彰では、囲碁、将棋、放送、生け花、絵画展、写真大賞、ジュニアオリンピックカップ・シンクロ、歴史検定一級、女子硬式テニス、ギターマンドリンと19名が表彰されました。この表彰の基準は運動クラブなどでは県大会3位以上に該当するレベルのものです。今年も多くのクラブや個人が頑張ってくれました。
「卒業生のことば」として、中学3年間の思い出、特に3年生で行った沖縄の研修旅行、沖縄で学んだ平和の尊さや民泊での家族のありがたさ、人の温かさというものを感情を込めて訴えられていました。そこで学んだこと感じたこと、在校生に伝えたいことなどを代表4人が心をこめて呼びかけてくれました。
課題をやりきる力を持ち、学年のまとまりと同時にリーダーシップを発揮する生徒の存在など学年の特徴がでた素晴らしい卒業式でした。