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中1自然学舎へ出発

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 早朝、5時33分震度6弱の地震が淡路島で発生しました。学園関係者に大きな被害は確認されていませんでしたが、通学の交通機関に影響があったようでした。JRは運行を見合わせていました。阪急は運転を再開したものの、ダイヤが乱れていました。生徒の登校状況を確認し、登校している生徒は1時間目を自習、登校してくる生徒を待って2時間目より授業を始めました。折悪しく、きょうは中学1年生が自然学舎へ出発する日です。交通機関が乱れていましたが全員到着するのを待ち、時間を遅らせて出発しました。中学・高校とも試合が予定されているクラブの生徒は試合会場へ、なかでも高校野球部は、淡路島にある淡路球場に出かけました。各地区大会の上位校と今春の選抜高校野球大会に出場した報徳学園を加えた計36校で戦われる「春季県高校野球大会」(県高野連主催)のためです。
 朝の混乱も治まり、午前中の授業が終わり、何事もなかったかのようにクラブ活動が始まった頃、鉢伏高原から「無事到着、全員元気です」との連絡が中学1年から入りました。少しの遅れで、予定を変更する必要はないとのことでした。その後、高校野球部の監督から「5対3で勝ちました」とのうれしい報告も入りました。
 早朝の地震といえば、18年前の阪神淡路大震災を思い出します。時刻も5時46分と今回とほぼ同時刻でした。今回の地震は、18年前の余震とか、別物とか見解は様々です。しかし、なお余震に対する警戒が必要なことに変わりはありません。「治に居て乱を忘れず」(「易経」)の例えあり、忘れがちなものを思い出させてくれた早朝の揺れでした。