数を力に
各地で大きな被害をもたらした春の嵐が過ぎ去りました。明日は、午前が中学、午後が高校の入学式です。
中学は1月に、高校は2月に入試が終わりました。入学式を迎えるまでは、待ち遠しい長い期間だったと思います。新生活に対する夢や希望と同時に、ちょっぴり不安を抱えながら入学式を迎えようとしているのではないでしょうか。でも心配の必要はありません。今まで以上の充実した生活が待っています。思い切って飛び込んできて下さい。明日は在校生を代表して、中学も高校も2年生が新入生を迎え入れてくれます。
平成25年度は、今までの中で一番多い生徒数と教職員数でスタートすることになります。生徒数が多くなれば目が行き届かなくなるのではないかと心配されることがあったりします。確かに、その点は気をつけないといけないことです。対策は検討しなければいけません。が、多くの生徒がいるということは、それだけ多くの個性があり、長所があるということになります。お互いが尊重し合い、良いところを学ぼうとすれば、数は力になります。切磋琢磨して互いに成長しようとする姿勢を各自が持てば更に大きな力になります。集団が持つ教育力です。この点に着目したいと考えています。
クラス、学年、生徒全体を包括する生徒会などいろいろな集団があります。クラブもそうです。それぞれの集団の教育力を高めることを課題として追求していきます。もちろん、これは教職員についてもいえることです。