オリエンテーシヨン合宿
朝10時、会場である神戸ベイシェラトンホテル集合で、高校一年生のオリエンテーション合宿は始まりました。集合状態が良かったので、予定を早めスタートしました。開舎式では生徒代表が挨拶、お世話になるホテルからは総支配人の歓迎の挨拶をいただきました。
全体講演は、「雲雀丘学園高等学校の生徒としての心構え」というテーマで、私が行いました。この合宿のねらいとして、①クラスの仲間を知り、互いに強調し助け合える雰囲気をつくる、②「過去・現在」の自分を見つめ、人生のエポックとなる高校生活を充実したものとなるように計画する、③学校生活の基本となる「学習」の仕方を学ぶ、の3点を挙げて話をしました。とりわけ、中学までの学習と高校からの学習の違いについて、記憶に頼る学習方法から「なぜ」、「どうして」を大切にし、理解していく学習方法を身につける事、また、「学ぶ」ということについては皆に共通する課題であることから、これを貪欲に追求する生徒集団であってほしい事、この点を通しての仲間作りを目指してほしい事などを訴えました。
引き続き、学年団の10人の先生が一人ずつ、生徒に対する期待や思いを語ってくれました。その後、未来予想図の作成、進路講演会、各教科の学習や学習方法など、初日は夜の10時まで続く中味の濃い合宿です。1泊2日の合宿ですが、新年度がスタートしたばかりで、まだお互いを十分知り合えない時から、寝食を共にして共通の課題をやりとげる事は、仲間意識やクラス・学年の連帯感を高めていく上で大きな役割を果たしてくれる、と考えています。