中1自然学舎から帰る
中学1年生が、自然学舎から帰ってきました。鉢伏高原で13日から2泊3日の日程で行われていたものです。出発は、淡路での地震による交通機関の乱れにより少し遅れたのですが、3日間の生徒たちの頑張りで遅れを十分取り戻したようです。天候にも恵まれ、計画されていたプログラムは全て計画通り実施できたようです。
出発前の開舎式同様、校庭に集合し閉舎式を行いました。少し疲れたような顔も見られましたが、逞しくなったようにも見えました。仲間と協力し、自然学舎をやり遂げたという充実感と達成感が表れているからなのかもしれません。昨年、一昨年に引き続き61期生も185名と大所帯です。自然学舎の3日間では、とてもお互いを十分理解し合うことは無理かもしれません。でも、寝食を共にしながら、全員が同じ課題に取り組んだり、時にはクラスの仲間が力を合わせて他のクラスと競い合ったりする中で、相互理解も進んでいったと思われます。この間で、友達ができた人もあるでしょう。担任の先生をはじめ、学年の先生のこともよく理解できたと思います。明後日から再開される学校生活は、今までと違った景色になることと思います。
185名いれば、185の個性があります。みんな違っていいんです。お互いが尊重し合い、一人ひとりが明確な自分の色を出し、それが185集って一つの絵を描いて欲しいのです。あたかもモザイク画のように。一つ欠けてもいけません。埋没していてもいけません。一人ひとりが輝いていることが大切なのです。