地球がハミング?
「地球は宇宙にむかってハミングする電波惑星」だとする興味深い研究成果があります。東北大学が、名古屋大学、カリフォルニア大学ロサンジェルス校、京都大学、カリフォルニア大学バークレイ校との共同研究で発表した「地球の自転に同期して放射される電波の発見」です。
同大学のプレスリリースによりますと、日本の宇宙科学研究所が打ち上げた衛星の観測する長期にわたる電波データの詳細な解析から発見したとの事です。強度は弱いながら連続した電波が宇宙空間にむかって放射されているそうです。この電波は、地球の一自転に同期して周波数が200 kHzから600 kHzまで、ある規則に従って変化しています。丁度、地球が24時間周期で宇宙にむかって電波でハミングしていると言うことが出来るそうです。さらに、このハミング電波の周波数の変化の規則が、春分と秋分を挟んで全く反転するという大変不思議なことも明らかになったそうです。
「星の数ほど」は無数にあるという表現ですが、その中の一つである地球がシッカリ自己主張をしている事になります。決して、「星の数ほど」の中に埋没していないことになります。全てのものに存在意義があり、そこからは「固有のメッセージ」が発信されています。自分では気付いていないかもしれませんが、私たち一人ひとりも、然りです。しかも他人に影響を与えることになります。どのような「固有のメッセージ」か、自分自身に問いかけてみる事も必要です。それにしても地球はどんなメッセージを口ずさんでいるのでしょうか。