高校男子硬式テニス部試合結果
平成24年度秋季東阪神リーグ戦(団体戦) (平成24年11月4日 於:県立伊丹)
1部4校による総当たり戦です。3勝0敗で優勝しました。
5-2 (VS川西北陵高校)
S1 高2山本勇気 (6-1)○
S2 高1松岡尚吾 (6-2)○
S3 高2西岡岳志 (6-7)×
S4 高1中 祐介 (6-2)○
D1 高2長野航己 (6-4)○
高1松川一聖
D2 高2楢崎由磨 (6-1)○
高1前田悠磨
D3 高1今村倫太郎(1-6)×
高1藤田一樹
6-1 (VS県立伊丹高校)
S1 高1松岡尚吾 (6-4)○
S2 高1佐々木真 (6-3)○
S3 高1西田亮雅 (6-3)○
S4 高2平内雄真 (6-4)○
D1 高2山本勇気 (6-4)○
高1田中貴大
D2 高2井谷優太 (7-6)○
高1山本悠輝
D3 高1古舘摩輝士(2-6)×
高1森本 凌
6-1(VS宝塚西高校)
S1 高2長野航己 (6-1)○
S2 高2山田拓巳 (2-6)×
S3 高2葛生圭祐 (7-6)○
S4 高1松岡尚吾 (6-1)○
D1 高2山本勇気 (6-4)○
高2楢崎由磨
D2 高1佐々木真 (7-5)○
高1西田亮雅
D3 高2廣田光晟 (6-3)〇
高2西岡岳志
秋の東阪神大会は毎年テーマを持って試合に臨み、そして優勝してきました。一昨年は「団体メンバー以外のメンバーで優勝すること」、昨年度は「1年生中心のメンバーで優勝すること」がテーマでした。そして今年は「部員全員出場して優勝すること」をテーマにして取り組んできました。しかし宝塚西高校の戦力が充実しており(新人大会県ベスト16)、春の東阪神大会でもかなり追いつめられていたので本当に余裕がない中、こちらに目を向けると、ここ2年と比べると戦力的にも厳しく、新人大会でも3回戦敗退(県ベスト32)となっていました。正直「宝塚西には勝てないかもしれない」と覚悟して臨んだ試合でしたが、結果はビックリの圧勝でした。黙々と練習してきた成果が出たのだと思います。練習はうそをつかないということを改めて思い知りました。
試合のほうは、川西北陵・県立伊丹戦は「全員出場」というテーマにより、ベストメンバーではありませんでしたが、安定感のある試合を展開していました。特に僅差のゲームをかなりものにできたことが大きかったです。また県立伊丹戦では来年のことも考え、シングルス3本が1年生という布陣で臨みました。3名とも多少苦労していましたが、堂々とした試合を展開し、来年に向けて大きな期待を持つことができました。現状では来季の三本柱です。
宝塚西との試合については、シングルス3本は落とす可能性が高いと考えていたので、やはり最大のポイントはD1だったと思います。試合前から「ダブルスは絶対に落とせない」と口癖のように言っていたので、選手はかなりプレッシャーがあったでしょうが、山本・楢崎の2年生ペアが本当によく耐えて試合をしてくれたと思います。じっくり時間を取り、相談を密にして方針を決め、プレーに移すという手順をしっかり踏んでいたように思います。新人大会での大きな反省を十分に生かせていたと思います。宝塚西の高塚監督もベンチコーチとしてこのゲームに張り付いておられたので、やはり落とせない所だったのでしょう。このゲームを取ったことの意味は本当に大きかったと思います。またS3葛生も2年生の意地を見せてくれました。じっくり間を取り、良く考えてプレーできていたと思います。淡白なところがあり、追い込まれるとあっさり負けてしまうことが多かったように感じますが、本当にナイスゲームでした。S2山田は試合には敗れましたが、厳しいボールにも追いつき、「喰らいついてでも勝つ」という気持ちがほとばしっていました。物静かですが、我慢強くて優しいので、みんなからの信頼を得て、チームを支えてくれています。総じて頑張ってやってきたことが花開き、本当にうれしい限りです。みんなで勝ち取った勝利であることは言うまでもありませんが、やはりキャプテンの力が大きいことは間違いありません。チームとしても個人としても納得のいく結果が残せず、色々と気苦労もあったでしょうが、日々黙々と努力する姿はチームの鑑であり、みんなの目標です。この大会でも宝塚西の実力者相手に快勝したことはもちろん、進んでベンチコーチに入り、指示を出していました。僅差の試合を多くものにできたのも、その辺りのことが要因だと強く感じます。これからもキャプテンを中心にますます練習に励み、ウインタージュニア、楽天、そして総体と結果が残せるよう、みんなで頑張っていこうと思っています。