環境大使 きずきの森保全活動
11月3日(日)、環境大使と担当教員とできずきの森へ活動に行ってきました。少し天候が心配でしたが、いつものように外来種の駆除作業を行うことが出来ました。この活動は地域コミュニティの「きずな会」の皆様のご協力の下行っています。この日はきずな会の皆様の活動日ではなかったので、一緒に活動を行うことはできませんでしたが、会の世話人である松井様が来てくださり、また、本校OBの榎谷先生にもお会いできて、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
久しぶりに訪れた森にはセイタカアワダチソウがたくさん生えていました。昨年度の大使達で植樹をしたゾーンにも、草が茂っている状態です。早速大使達みんなで草を抜き、抜きにくい草は剪定鋏でザクザクと切っていきました。松井様にアドバイスをいただき、刈った草は植樹した苗木の根元に盛っていきます。こうすると、苗木の周りに草が生えてしまう事を防ぎ、また、枯れた草は補水にも役立つと教えていただきました。
時期的なこともあり、ハリエンジュはかなり減っていましたが、抜こうとする草の中に紛れ込んでいて、棘が刺さりそうになったりと、まだまだ油断はできません。長い目で作業を続けていく必要があると感じました。そんな中、嬉しい発見がありました。昨年まで見られなかった植物が群生している場所があったのです。草を刈る作業を続けることによって、地面に日光が届くようになり、森の景観も変わるのだと教えていただきました。少しずつですが、森の変化も感じることができ、嬉しい一日でした。
作業の後は、森の周りを散策し、冬イチゴやむかごを収穫することもできました。冬イチゴは茶色い森の中で真っ赤にキラキラと色づいていてとても綺麗でした。大使の皆さんお疲れ様でした。次回の作業もがんばりましょう。