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環境大使 きずきの森保全活動

1月26日(日)、環境大使と担当教員とできずきの森へ外来種(ハリエンジュ)の駆除と、植樹した木のお世話に行ってきました。
冬の森では、ハリエンジュは一見眠っているかのように見えます。セイタカアワダチソウがひょろりとはえているところを、鋏で切ったり、根っこごとひっぱって抜いたりしていると、ハリエンジュの根が地下深く潜っている箇所に遭遇しました。地表近くに水平に伸びている根は、これまでの作業で大方駆除し終わっていたので、この日に登場する根は垂直に地面に深く入り込んでいる根ばかりで、地下深くに食い込んでいる根を掘り起こしてノコギリで切る作業はなかなかの大仕事でした。この日は地域コミュのきずな会のみなさんの作業日でもあり、きずな会のみなさんに助言をいただきながら作業をすすめました。森には大きな穴が掘られていて、切り倒したハリエンジュの切株をその穴に運ぶ作業も一緒にさせていただきました。こうすることで、抜いたハリエンジュの切株や枝、根などが再び土にかえり、豊かな土壌を育てることも期待しているということでした。ハリエンジュは切り株になってもそこから新芽が生えて増えてしまうので、深い穴を掘り、上から日が当たらないようにしっかりと土をのせることで、この試みが成功するのではとおっしゃっていました。外来種の駆除への試行錯誤を繰り返しながら、森の再生をはかっているところで、改めて変わってしまったものを取り戻すことの難しさを感じました。天気が心配でしたが、作業を続けていると日も明るく差し込んできて、鳥の鳴き声を聞きながら作業を終えることが出来ました。大使の皆さんお疲れ様でした。次回の作業もがんばりましょう!

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根っこをひっぱります            力を合わせてハリエンジュの根を駆除

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ハリエンジュの丸太を運び・・       穴に投げ入れます

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作業中にトカゲに遭遇           曇り空から晴れ間が出てきました