インターアクトクラブ 避難所運営ゲーム
「かわにし防災士会」のみなさまのご協力のもと「避難所運営ゲーム(HUG)」プログラムに参加しました。「避難所運営ゲーム」とは、学校が震災時の避難所になった時を想定して、どのように運営するかをグループで協力し合って考えていくワークショップです。5人のスタッフの方々と、川西市ボランティアセンターの方にもお越しいただき、ご指導いただきました。
HUGとは、250人分の様々な情報が書かれたカードを、避難所となる学校の地図上に配置していくゲームです。子どもやお年寄り、病気や怪我をされている方、地元の住民ではなく旅行中や仕事中に被災された方、在住の外国の方などなど、被災者として来られる方には様々なパターンが想定されます。それらに配慮しながら学校の中で最適な場所・部屋に誘導・配置します。また個人の事情に対応したり、要望に応えたりします。また少しずつ増える救援物資や人員もうまく割り当て、配置したりもします。実際の避難所の運営責任者となって、机上でシミュレィションを体験します。
この活動の中で、被災者の立場になって相手を思いやること、運営者同士で意見を出し合って協力すること、机上シミュレィションの中で想像力を最大限に働かせることなど、様々な体験をすることができました。今後の防災・減災の意識だけでなく、被災地との交流にもつながる体験ができたと思います。また意見交換や議論、協力運営などの活動は、今後のクラブ活動にも活かしていきたです。
最後には、1人1人が自分の意見や感想を発表したり、お互いに質問し合う機会を作っていただき、あっという間に2時間が過ぎました。かわにし防災士会のみなさま、川西市ボランティアセンターのみなさま、本当にありがとうがいました。
宝塚市のハザードマップです。本校も地域の避難所に指定されています。クラブでは今後、本校の避難所シミュレィションを具体的に考えてみたい思います。