中学女子テニス部 兵庫県中学総体2連覇達成!
7月27日、28日の2日間、神戸総合運動公園で平成28年度兵庫県中学総体テニス競技が行われました。昨年度、初優勝した大会であり、近畿中学総体の予選も兼ねているので、団体2連覇と近畿中学総体出場を目標に臨みました。
団体は準決勝で神戸女学院中等部に3勝2敗で勝ちました。スコア的には危なげない試合で安心して見ていました。決勝は園田学園でした。昔は全く歯が立たない相手でしたが、近年は力が拮抗した戦いになっているので、園田学園がどのような作戦でオーダーを組んでくるのか予想するのが難しかったです。3つくらいのオーダーを予想していましたが、こちらからすると一番嫌なオーダーで園田学園は臨んできました。シングルスが2試合で稲飯さん、今在家さんが完勝し、ダブルス1つは完敗し、雲雀丘学園から2勝1敗になりました。勝敗の行方はもう1つのダブルスに掛かっていると考えベンチに入っていました。最後のシングルスの玉倉さんが園田学園のNO.1選手に食らいつき、スコア3-4まで粘ってくれたことはダブルスのプラスの力を与えたと思います。しかし、その粘りも最後は押し切られ3-6で敗退、団体の勝敗はダブルスにかかることになりました。ダブルスのスコアが4-5、5-6となった時に危ないと思いましたが、坂元・喜多組は頑張ってタイブレークまで持ち込んでくれました。タイブレークも1-5になった時点で、負けを覚悟しましたが、そこからの大逆転で
8-6となり、劇的な優勝になりました。目の前の1ポイントに集中していた両選手に大きな拍手と感謝を送りたいです。
広島カープの試合で使われ出した「神ってる」という言葉が当てはまるような流れになりました。
応援のし甲斐のある素晴らしい団体戦でした。選手の皆さん、応援のみなさん、優勝おめでとう。
個人戦では稲飯がシングルスでベスト8に入り、ダブルスでは稲飯・今在家組がベスト4で入賞、玉倉・川口組がベスト8に入り、すべて近畿中学総体の個人戦出場資格を獲得しました。
<団体>
準決勝 雲雀丘 3-2 神戸女学院中等部
決勝 雲雀丘 3-2 園田学園
<シングルス>
ベスト8 稲飯まこ
ベスト32 玉倉有悠希
<ダブルス>
ベスト4 稲飯・今在家組
ベスト8 玉倉・川口組