中学女子テニス部 全国中学テニス 3年連続14回目の出場決定!!
7月30日、奈良県の明日香村庭球場で、第43回全国中学テニス(団体)の近畿地区予選が行われました。6府県の上位15校が集まって、6枚の全国大会への切符を目指して激しい戦いが繰り広げられました。雲雀丘学園は兵庫1位で臨み、抽選で第1シードのなりました。あとは他校の抽選を見守る立場になりました。1回戦が大阪の取石中学校に決まったときは、「最悪」と思いました。取石中学校は大阪3位でしたが、個人的には最も粘り強く精神的にも強いので、そこだけは嫌だと思っていたからです。今年の雲雀丘学園はダブルスが不安定なので、シングルス勝負とは決めていました。
多くの学校はダブルス1勝1敗か、2勝という作戦で来るのですが、雲雀丘学園のシングルス3勝ベースの戦いはレアだと思います。
取石中学との戦いは予想以上に激戦となり、ダブルスはあっさり2敗し、シングルスもスコア以上にもつれました。稲飯さんが6-2で勝ち、玉倉さんが1-3から6-3で勝ちました。最後の中1の今在家さんが最初0-3でしたが、我慢強くプレーしてくれ最後は6-4で勝利してくれました。シングルスの3人には感謝です。特に、中1の今在家さんは大きなプレッシャーの中でチームを勝利に導いてくれ、今後の一層の活躍期待大です。
2回戦、準決勝も勝ち上がり、決勝は大阪女学院との対戦となり、残念ながら1勝3敗で敗退しました。中1対決となった試合に勝っていれば優勝のチャンスもありましたが、今年のチームの自力は大阪女学院の方が上なので、ダブルスも含めて思っていたより良い試合ができました。
暑い中、10人全員がそれぞれの役割を果たした結果の2位だったので大満足です。
全国大会出場も決まり、練習での新たな目標ができ、本当に良かったです。
試合とは関係ありませんが、宿泊先の方がバスで送迎して下さったときに、「宜しくお願いします」と全員が自主的に言っていたり、食事会場で全員のスリッパがきちんと並べられていたりしたことは、試合の勝敗とは別次元で嬉しかったです。選手のみなさん、お疲れ様でした、そして、おめでとう。
1回戦 雲雀丘 3-2 取石(大阪3位)
2回戦 雲雀丘 4-1 西浜(和歌山1位)
準決勝 雲雀丘 3-2 三島(大阪2位)
決勝 雲雀丘 1-3 大阪女学院(大阪1位)