職業人に学ぶ(1)-弁護士-
12月10日(土)に高校1年生を対象に「職業人に学ぶ」と題し、社会で活躍されている方々にお話をしていただきました。今回から受講した生徒の感想文を紹介させていただきます。
まず最初は、弁護士の方のお話を伺った感想をご覧ください。
講座内容
弁護士の仕事は、テレビでよく見る刑事裁判の弁護人の他にも、民事裁判や裁判外の交渉、倒産事件、家事事件など様々なものがあります。どんな仕事なのか、弁護士になるにはどうすればよいか等についてお話します。
感想文
・弁護士の仕事は、裁判で論争しているというイメージしかなかったが、いろいろな仕事があることがわかった。代理人として交渉したり、契約書を作成したり、刑事事件・民事事件・家庭事件など多岐にわたるものについて裁判をしたりと分かれている。中には、裁判をしたことのない弁護士もいるということがびっくりした。自分で財産を管理できない認知症の人や意識不明の人などに代わって財産の管理をすることもあるそうです。自分で時間を調整することもできるので、有効に時間を使えるようにしなければいけないと思った。昨日のスケジュールを聞いて、朝から晩までずっと忙しそうだと思った。依頼者を説得して、依頼者が納得してもらった上で裁判を行うので、依頼者との関係を築くのが重要で、それは大変なことだとわかった。英語が大事だとおっしゃっていたので、英語もしっかり勉強しようと思った。(女子)
・弁護士の仕事には、テレビドラマでみているような裁判ばかりではなく、起訴前から起訴後までに交渉などの様々な仕事があり、民事事件の場合は双方の主張を聞きつつ調停を行うなどの仕事がある。また、財産の管理が難しくなった人の代わりに財産を管理する後見人の仕事や、企業の顧問弁護士などの仕事があり、私たちの生活と法律や弁護士が深く関わっていることがわかった。現代では、法科大学などができたことで、私たちと弁護士や検察官との距離が縮まっているように感じられた。(男子)