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職業人に学ぶ(1)-弁護士-

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昨日に引き続き弁護士を受講した生徒の感想文です。

・弁護士は今まで裁判でだけ活動しているものだと思っていたが、代理人になったり、後見人になったりと様々な仕事があり、とても多彩だと感じた。法律が必要かどうかはわからないが、いろいろなことがあって驚いた。特許、関税、輸出入にも弁護士が絡んでいるということは初耳だった。破産、倒産など法律に関わっていることは弁護士の仕事になりそうで、需要がありそうだが、実際にすることは難しそうだと思った。専門性が高いので、法学部が大事だと思っていたが、医学部でも経済学部でもどの学部で学んでも大丈夫だというのは予想外だった。専門用語ばかりで難しそうな職種ではあるが、精神が図太い人が向いているということなので、案外私は向いているのかもしれないと思った。(女子)
・弁護士は裁判だけをする仕事だと思っていたのだけれど、そうではなくて財産を管理する仕事などもあり、やることが多いのだという印象を受けた。すぐに裁判をするものだと思っていたけれど、なるべく交渉をして裁判を起こさせないようにすると知り、思っていたものとは少し違った。ニュースになるような刑事事件をすることは少なく、民事事件が多いと聞き、派手な仕事ばかりではなくしんどいだろうと思った。自分から仕事をもらっていかなければならないし、弁護士になってからも他の分野の知識や新しい法律の勉強もしていかなければならないし、ずっと勉強がついてくる精神力がいる仕事だなと思った。とてもかっこいい仕事だけれど、大変な部分が多い仕事だと思った。(男子)