職業人に学ぶ(7)-電気通信機器の設計・開発-
講座内容
不況にあえぐ東大阪のものづくりの町に、若者を呼び戻し活気づけようと中小企業のおっちゃん達が集まり東大阪宇宙開発協同組合(SOHLA)を結成し、「夢を上げるんやない、夢で上げるんや!」を合い言葉に、人工衛星「まいど1号」の開発を始めたが思うように開発がすすまなかった。7年間の悪戦苦闘の末、「まいど1号」は2009年1月23日に打ち上げられ、すべてのミッションが見事に大成功を遂げた。講義ではそもそもなんでまいど1号をうちあげることにあったのか、どんな人たちが協力をし、どんな人工衛星になったのか、SOHLAではどんな成果をえることができたのか、また人工衛星開発に関わった会社の人たちは衛星開発で社会から注目されるようになり、モチベーションがあがった。全国に数十万社ある中小企業のなかから、キラリと光る技術を有する元気のある会社「300社」に抜擢されるなど、会社の発展につながる成果がでた。「夢をもって取り組めば、必ず実現する!」そんなお話しします。
感想文
・講師の方の行動の積極性はすごいなと思った。失敗に臆することなく、若者にいろいろ挑戦させたり、あいさつ、掃除などを徹底するなど、その姿勢に感動した。大日電子の製品に、いつも乗っている阪急電車の列車無線があったので、意外だと思ったし、親しみがわいた。(男子)
・何でも挑戦することが大切だと教えられた。そして、一生懸命取り組むことが大事だと分かった。一人ではなく協力することが必要だと思った。努力を惜しまずに、最後まで何事もやり遂げようと努力することで、時間は長くかかっても結果は後でしっかりついてくるのだと思った。時には自分から率先して先に進んでいくことも必要になるのだと思った。日ごろから強い意志を持っておくことが大事だ。そうすれば、良い結果がついてくることを知った。日常の様々な行動で自分を磨くことが大切なのだと改めて思った。だから、何か目標を立てようと思った。(男子)
・自社で行っている取り組みや気を付けていることを、細かく教えていただき感動した。これから自分たちが社会に出て行くための重要なことを学び、これから“がんばろう”という気持ちになった。「話は輪の心」はとても大切だと思った。一生懸命頑張り、人とのコミュニケーションを心がけながら、仕事や生活をすることがどれだけ大事か分かった。(男子)