職業人に学ぶ(12)-司法書士-
・司法書士が社会に要求されていること、任務など詳しく丁寧に分かりやすく教えて頂きました。中でも印象的だったのは、「司法書士は法的なことなどだけでなく、精神的な面でも依頼者を支えられる他にあまりない職業」と仰っていたことです。司法書士など法に携わる仕事の多くは、淡々と個人の感情を排し、仕事に取り組むというイメージを持ってしまいがちですが、先生のお話を聞いて変わりました。困っている人に寄り添い、法的なことはもちろん、様々な面で支え、その人を立ち直らせる、元気になってもらうことのできる魅力的な職業だなあと感じました。ありがとうございました。(女子)
・司法書士は本当に大変で気力のいる仕事だと思いました。それに、法律は複雑だとも思いました。動産と不動産で所有権が得られたり、得られなかったり相続など様々な書類が必要で、本当に自分たちだけではどうしようもないことだと思いました。また、身内の突然死の際も、警察に聴取されたり、根掘り葉掘り聞かれて更に銀行に身内の人が亡くなったことを伝えたら口座が凍結されてお金が引き出せなくなることも初めて知りました。もし僕がその立場になったら真っ先に司法書士に相談しようと思いました。(男子)
・司法書士という仕事は、今回の職業選択で初めて知り、正直どんな仕事か全然知りませんでした。私たちが大人になって、人生の大きな区切りとなる時期に欠かせない仕事で、司法書士さんがいないと不安なことばかりで怖いなと思いました。
厚生年金や休業補償、退職金がないなど、金銭面においてはもちろん、相続権の問題や虚偽登記を防ぐなど、過酷で辛い仕事ですが、人生を楽しく過ごすためになくてはならない仕事ですね。講演を聞けてよかったです。(女子)
・司法書士という仕事は今まで耳にしたことがある程度だったので深く知ることができて有意義な時間を過ごせたと思います。不動産の話が少し難しかったですが、奥が深く知っていた方がよいことなんだと思いました。精神的にも結構大変な仕事のようですが、人のために寄り添ってあげて救ってあげるという気持ちが大切で、とてもやりがいのある仕事なんだなあと思いました。退職金がなく老後の保障がないので、不安な部分も結構多く、仕事に就くには大変な努力を必要としているんだと思いました。(男子)
・とても大変な仕事だと思った。やりがいはあるけれど、司法書士に対する強い情熱がなければ、できない仕事だと知った。大学や大学を卒業してすぐに受験できるように遊ばずに勉強し、若いうちにたくさん働いて、年をとったら少し楽になれるようにしなければならない。正直、私には向いていないと思った。勉強が好きでなければならないし、それに注ぎ込む熱意もかけている。もし本当に司法書士になろうと思った時、「もう遅い」と思ってあきらめないといけなくならないように私の夢についてよく考えてみようと思った。(女子)