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理学部
-講義内容-
「近畿で起こる地震とその被害」
近畿地方の南方沖では、みなさんが大人になった頃に南海トラフの地震とよばれる「海の地震」が発生します。この地震が起こるしくみは、2011年の東日本大震災と全く同じです。また、近畿の内陸部では、今後、「活断層の地震」が多く発生します。阪神・淡路大震災は、活断層の地震のひとつです。活断層は、ふだん何気なく見ている風景の中に隠れています。この講座では、過去に発生した地震の様子や今後の発生可能性について、最新の研究結果も交えて紹介します。さらに、地震の被害を受けやすい地域や建物の特徴を紹介し、地震防災について考えます。

-生徒感想-
・日本各地にあるGPSで相対的に海面の高さを観測しているけれど、日本書紀のような昔の書物からも地震発生を予測しているから、文理はつながっていると思うし、それは宇宙についても同じだと思った。次に起こる地震の年を予測するのは楽しかったし、雲雀丘学園には断層が通っているんだという面白い話を聞くことができて、充実した講義だった。(高3 男子)

・地震の発生する仕組みから、それによる被害までよく知ることができました。そのなかでも一番興味深かったのは、上町台地と天皇陵の位置の関係で歴史ともつながりがあることに驚きました。また、地震の周期についてグラフを用いて調べたりして、地震の知識が増えて良かったです。(高2 男子)

・東日本大震災のときに、ときどきニュースなどで地震のことや津波についての記事を見かけましたが、あまりよくわかっていませんでした。しかし、今日の講義を受けて、地震がどのようにして起こるのか、また、地震が起こる周期など、たくさんのことを知ることができました。日本のどこかで地震が起こっても、決して他人事にするのではなく、もしかしたら自分がいる地でも近いうちに起こるかも知れないと思い、地震に備えておくことが大切だと思いました。(高1 女子)

・地震の研究は、理系の人たちがやることだから、文系の自分たちには関係のないことだと思っていたが、統計資料をとるために、古典的な知識をもつ文系の人たちが力を貸していたので、「文系でも名をあげられる」ということを発見した。南海トラフは避けられないことなので、家はしっかりした土壌に、しっかりした家を建てます。(高2 男子)

・最近、地震のことがよく報道されていて、30年以内に巨大地震が高確率で起こるといわれているので、怖いなと思う反面、半信半疑のような気持ちもありました。この講義で、詳しく話を聞いて、どういうことなのかよくわかりました。実際に自分で地震の周期をグラフで予測したりとかして、非常に楽しかったです。内容が深いけれど面白くてわかりやすくて最高でした!!(高3 女子)