2015年度 合格体験記その1
◎特進 女子 大阪府立大学 地域保健学域 教育福祉学類 推薦入試
私が推薦入試を受けると決めたのは高3の9月ととても遅かったです。まず、志望理由書を書くために、府立大学の教授の本や研究論文、在学生の実習レポートを読み、現状と課題を理解し、解決策を考えました。そして、先生に何度も添削していただき、ようやく完成しました。詳しく調べたので約1ヶ月もかかりましたが、ここで得た知識は小論文や面接など、全ての事に役立ったので、大変でしたがやって良かったと思います。
小論文は先生に練習プリントと計画表を作っていただき、要約と自分の意見を書く練習をしました。
添削後の復習と出てきたテーマ毎に具体例を調べることは必ずしていました。
面接は、過去にされた質問を先生に調べていただいたり、進路指導室の体験記で調べたりして、一通り大まかな流れを話せるようにしていました。教育関係の事も多かったので、中高の先生、スクールカウンセラーの方に質問しに行ったりしました。また、高2の時に高大連携講座を受講していたのも良い経験になりました。
志望校の決定が遅かったにも関わらず、合格することができたのは、先生方や家族を初め、様々な方に的確に指導していただいたからです。この支えがあったからこそ‘自主的に初志貫徹‘し、積極的に行動出来たのだと思います。
特に57期の先生方には本当にお世話になりました。いつも励ましていただいたおかげで、自信が持てたし、やる気も継続でき、最後まで部活との両立もできました。私は周りの人に恵まれていると思います。 最後に私が高校3年間で学んだ事は当たり前の大切さです。
例えば、挨拶や感謝の気持ちを忘れずに持つこと、授業や講習の予復習をする、小テストや定期テストの勉強を一生懸命取り組むなど、よく言われることばかりですが、しっかり出来ている人は少ないと思います。私はこのような基本的な精神が何事にも通じるのだと痛感しました。
これから受験生になるみなさんにとって私の経験が役に立つかどうかは分かりませんが、感謝の気持ちを忘れずにすれば辛い時に手を貸してくれる人が必ずいます。
最後まで諦めずに頑張ってください。応援しています。