難関大プロジェクトチーム始動開始!
去る5月2日に、谷川先生(化学)をチーフとする難関大プロジェクトチームが、難関大学を志望する生徒達に向けて、プリントを配布し、これからの心構えや過ごし方をアドバイスしました。
本校の進路指導部の目標は、「すべての生徒の”進路指導の満足度”100% を目指す」である。模擬試験の偏差値が70以上の生徒から40未満の生徒まで幅広いが、それぞれの生徒に強みがあり、また弱みもある。その強みを活かし、弱みを改善していく事を通して、それぞれの生徒の個性に応じた、志望を大切にした進路実現を図る事を旨としている。
このようなタイトルを出すと、雲雀丘学園は難関大学を志望する生徒だけを大切にしていると受け取られるかもしれないが、ここ何年も偏差値が40前後の生徒が国公立大学に合格していった事からもわかるように、成績不振で悩んでいる生徒ほど時間を掛けて対応してきたつもりである。彼らが後輩のために送ってくれたメッセージから、本校での指導に満足してくれたことが伺える。しかし、成績不振のままで志望通りにならなかった生徒もいるのだから、まだまだ、十分ではないのだが・・。
一方、自ら進んで学習している成績の上位者に対しては、生徒の自主性に任せきりになりがちなところがあった。そこで、数年前から本校の教員でチームを作って、個別指導を始めていたが、まだまだ十分には機能していなかった。また、難関大学受験指導では各大学に応じた専門的な視点が必要なこと、総合力が求められるので各教科の連携が求められる事から、難関大学受験を指導してきた教員(国語、数学、英語、理科、社会)からなるプロジェクトチームを編成した。いよいよ活動開始する。成績上位の生徒にも、きっと満足してもらえる1年になると信じる。
本校の全教員が、それぞれの得意とする分野や領域を基に、教員の個性をも最大限に活かし、幅広い学力層の生徒に対して同じように思いやりを込めて指導していくことで、全国的に見て、きわめて少ないと思われる「成績上位層から下位層まですべての生徒の進路実現を目指す私立学校」になりたいと思っている。
道は果てしなく険しい。しかし、その道を歩いて行く事が幼稚園、小学校も併設している雲雀丘学園中学校・高等学校の進路指導だと思う。
また午前中には、学園小学校の保護者対象で、内部進学の連絡入試説明会があった。
ぜひ、多数の本学園小学校の生徒の皆さんにも進学していただきたい。本校の教員が、生徒の皆さんの可能性を引き出し、成功体験を積み重ねていくお手伝いをいたします。