Academic Summer in 森ノ宮医療大学
二日間のプログラムで森ノ宮医療大学でのアカデミックサマーが行われました。昨年は鍼灸コースと理学療法コースでしたが、今回は鍼灸コースに換わって看護コースが加わり、合計16名の生徒が参加しました。各コース、それぞれのテーマに合わせて初日に生徒がお互いに被験者になっての実験実習を行い、二日目、その結果を分析し発表するというプログラムでした。
看護コースでは、「足浴が心身に与える影響」というテーマで、被験者に足浴を行う前と行った直後、10分後、20分後での心拍数や血圧、血中酸素量の測定と”心地よい”や”和んだ“、やすらいだ”などの被験者の主観をVAS(Visual Analog Scale)という方法で測定をし、その結果をグラフ化しながら分析をしてパワーポイントにまとめて発表しました。
理学療法コースでは、「スマートに歩くためのメカニズムと理学療法の効果」というテーマで、首や手足にマーカーをつけてビデオ撮影する「動作分析」という手法で手の振りの角度などを測定することと、電極をつけて筋電図をとり、その面積から筋肉の緊張状態を数値化し、理学的介入によって歩く姿勢や筋肉の緊張がどのように変化するかを調べました。
発表では、大学の先生方も多数見ていただき、発表に対しての質疑や助言をいただきました。大学では主体的に活動する学生を求めているというお話を聴きながら、雲雀生は進んで作業をしているとお褒めのことばをいただきました。暖かい雰囲気の中、二日間のプログラムを無事に終えることができました。森ノ宮医療大学のみなさん、ありがとうございました。