One Day College 感想 ⑫
22 森ノ宮医療大学 保健医療学部「いのちの大切さを分かち合う看護~いのちの誕生と出産~」
・ 先進国と発展途上国でこんなにも医療技術や環境のちがいで,妊娠に影響を与えることにすごく衝撃を受けました。先進国である日本では助けられる命は全て助けるという考え方で医療に携わっていますが,ネパールではそうではないのだと知りました。また,発展途上国の死亡原因の1位が出産で1日に約1000人の人が出産で亡くなっていると聞いて,発展途上国の環境の整備がもっと大切だと感じました。(高2女子)
・ この世に生まれてくること,生きることは人生を学ぶこと,想像することだと教えてもらいました。学ぶとは何をしたらよいのかなど,何も分からずただ言われたことを覚えるだけなどしていたので,きちんと人生を考えていこうと思いました。妊娠・出産で亡くなるお母さんが多く,助産師も減っている現在,この問題をどう解決していくのか,考える道に進みたいと思うきっかけになりました。(高2女子)
・ 私は将来,国際医療団体に入って,日本の中国人看護師をサポート,教育する仕事に就きたいと思っています。また,私の母の姉はヘルニアで,幼少期から病弱で,今は中国の青島市に住んでいます。彼女は2年ほど前に中国の病院に救急搬送されたのですが,中国の病院の環境は劣悪だったらしいです。なので,できれば中国の医療環境をより良くすることができる仕事ができたら嬉しいと思っています。なので,今回の国際医療の話には大変興味がありました。貴重なお話しをありがとうございました。今後につながりそうな話で,大変良かったです。(高3男子)
23 武庫川女子大学 薬学部「くすりや製剤を知ろう」
・ 今までに飲んだことのあるバファリンやコーラックなどのカプセルを分解して、中に入っている薬だけを取り出して水に溶かしたりすることは初めてだったので、とても興味深かったです。カプセルが分解できるなんて知りませんでした。中に入っている2種類の薬は速溶性と徐放性があって、それぞれ体内で役割を果たしていることも分かりました。また、薬は自分が必要としている部位だけに作用していると思っていましたが、体全体に回っていることに驚かされました。貴重な体験をすることができて良かったです。(高2女子)
・ 薬の作用を意のままにできるように、いろいろな工夫がなされていることを知って、 とてもおもしろかったです。それらの工夫の様々な現象が、高校の物理や化学で学ぶことが基礎となっていることを知り、今まで学んできたことを、よりおもしろく感じました。授業で習ったばかりの化学物質からできている身近な薬も今日扱われたので、うれしかったです。もっと薬のことを知りたいと思いました。薬学部に進む場合、生物の知識も必要だという ことを感じました。(高3女子)
・ 私たちは体調を整えるために薬を飲んでいますが、その薬がどのように溶けるのかを、視覚的に知ることができてうれしかったです。「早く効果を出し、かつ長続きさせるという効果のなぞ」、そして、「なぜ二種類の色の粉末がカプセル内に入っているのかというなぞ」が、つながり、感動しました。今まで私は後者のなぞに対する答えは「鮮やかにすることで、飲みやすくするため?では、私がよく飲む酔い止め薬は、なぜオレンジと、食欲を低下させると言われている青色で できているの?」とずっと思っていました。今考えると、考えが浅かったなあと痛感しました。今回の機会を経て、薬をますます好きになりました。楽しかったです。(高3女子)