« 高1、医学・生命科学系進路講座 | メイン | 2016 One Day College 感想 J »

2016 One Day College 感想 I

京都府立大学 生命環境学部農学生命学科
中尾 史郎 准教授
『環境負荷低減型の食料生産と害虫防除
         〜虫を増やして害虫を減らす』

I_1.jpg I_2.jpg

・ (高1女子)
 農業は言うまでもなく社会私たちの生活に深く結びついています。そのため、この学問では、小さなことで成果や結果が大きく変わることがある。そのため広い視点を持ち、社会的に貢献できる能力を持ちたいと思いました。「教える力」をこの学校で養いたいと思います。
・ (高3女子)
 応用昆虫学と聞いて「害虫をいかに殺すのか」という研究をしているかと思っていましたが、「虫を増やして害虫を減らす」という話を聞いて勘違いをしていることの気がつきました。昆虫はすべての農薬に抵抗性を持つようになるということを初めて知って昆虫の進化の偉大さを感じました。ネオ二コチノイドという農業は英語の長文問題に出てきて少し知識があったのでわかりやすく聞くことができました。過去の失敗を確認しながら農薬が発達している歴史を知り研究者達の苦労を強く感じました。
・ (高3女子)
 農薬は使わない方が良いというのが現在の考えだが、自分の生まれる前の歴史から考えると、農薬を使わないと現在の日本の食料は不足してしまうことが分かった。農薬に天敵をまくという生物農薬があるということを初めて知った。化学農薬しかないと思っていたので、驚いた。しかし、天敵をまくという行為は生態系を壊すことにならないのかは疑問に思った。