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避難訓練を行いました

本日は地震災害を想定した避難訓練を実施しました。

阪神淡路大震災から23年が経ちましたが、その後も東北、熊本、鳥取と大きな地震が起こり、兵庫、大阪でも身の危険を感じる揺れを体感しました。
昨日も群馬県で火山の噴火があり、犠牲になった方もでました。
地震や自然災害は予測ができない災害です。
普段からの訓練の大切さを我々ひとりひとりが真剣に受け止めておかなければなりません。

訓練は、地震発生の非常ベルとともに始まりました。
避難誘導指示があるまでは、机の下に身をかくして転落物等から身を守り待機。
避難誘導放送後からは、校舎内移動中は頭部を守りながら、そして、校庭へ避難しました。

ほとんどの生徒が小走りですばやく階段を降り、すばやく校庭へ避難することができました。避難経路、避難集合場所等しっかり確認してくれたことと思います。※もう一度、年度初めに配布している「安全・健康ハンドブック」を確認しておきましょう。

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【校長先生のお話】
防災とボランティアについて、我々はもっと普段から意識を高く持っておかなければなりません。本日の訓練も、本番を想定した避難計画を立て、真剣に取り組んだものでなければ意味がありません。

①練習は本番のように、本番は練習のように

たとえはあまりよくないかもしれませんが、今日の避難訓練をするにあたって心に留めておいて欲しいことです。訓練だけでなく、このことは、部活動の試合や受験勉強などについても大事なことです。

②本番を想定した計画を立てる

自然災害の発生については、なかなか予想することは難しいのですが、今までの災害の状況や避難の様子を考えての避難計画は立てることができます。様々な情報に日頃から精通しておくことが大切です。

自分の安全は自分で守る(自助)、他の人と協力してお互いの安全を守る(互助)、そして、そこに公の機関の公助も加わることによって人の命は守られていきます。まずは自分の身は自分で守ることですが、皆さんには、これから地域社会のリーダーになっていく人であって欲しいと思います。「防災について」訓練だけで終わるだけでなく、もっともっと防災について興味を持ってください。