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研究授業を参観して

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 12月5日(火)4時限目、体育館で行なわれた保健体育科の研究授業を見学しました。
 対象は中学三年の男子生徒25名で、授業の内容はバスケットボールです。単元の目標は〝球技の特性を生かしてチームのメンバー同士が協力し、授業に参加している全員が「楽しい」と思える授業、かつお互い安全に留意しながら学習できるようにさせる〟というものです。
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 バスケットボールの授業の総時間数はわずか4時間しかなく、本日は二時間目ということなのでどれだけ密度の高い授業ができるのかを興味深く見せていただきました。前回の授業の内容を復習させ、更なるレベルアップをはかる。続いてゲームに必要なパスの基本を徹底させる。その上で対人プレーを習得させ、最後に少人数によるミニゲームを体験させる等さまざまな工夫が盛り込まれていました。また、生徒の安全を第一に、最初の15分間は準備体操やストレッチを十分に行ないパスは突き指を防ぐためにアンダーパスに限定する等の配慮もされていました。
 本日の授業を通じて何よりも感心したのは生徒達の授業の始まりや集合といった際の規律ある行動です。この研究授業は年1回、教科毎に実施されていますが、各先生が感じたことを持ち寄って今後の授業の改善に繋げていくことになっています。今回の見学者は同じ保健体育科の先生方でしたが、他教科の先生が見学されても参考になる面が数多くあるように感じました。このような機会を通じてお互いに授業を磨くという風土を醸成していきたいと思っています。
(写真は高1の授業風景です。)