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合格体験記2(国立大学 総合理系)

僕は一年前、悔しい思いをしました。それは、周りの同級生に置いて行かれた、自分の努力が否定されたという気持ちになったからです。
将来への不安、3年間身を粉にして教えてくださった先生方や支えてくれた親への申し訳なさ、そんな思いを抱えながら肉体的にも精神的にも辛い浪人生活を送ってきました。これから受験勉強を本格的に始めていくみなさんには僕と同じ経験を味わってほしくありません。僕が受験勉強で実践した勉強法を少しでも参考にしてくれればとおもいます。
前回に紹介した合格体験記の2回目になります。

国立大学 総合理系合格者

 まず、参考書について。多くの人がこれがいい、あれがいいと評判で選んでいると思います。でも、大切なの は自分の志望校に、自分の性格にあったものを選ぶことです。多くの科 目は問題演習をすればするほど実力がついてきます。複数の問題集を同時にこなすのではなく一冊一冊長く付き合ってみてください。
 つぎに、模試を活用してください。大切なのは解き直してみることです。できれば模試の終わった夜にでも、せめてわからなかった問題を教科書で確認するだけでもしてください。ただし模試が終わった夜、成績が返ってきた時など複数回解き直すときっと次は間違えません。
解説を読むだけでは記憶には残りにくいです。何度も解き直して答えが合わないときに読む程度が一番いいです。
 最後に、授業を一番大切にしてください。予習することで授業の理解力は増します。そして復習で記憶に定着させます。疑問は自分で一度調べて、友達と議論 して、それ でもわからなければ先生に質問に行くと記憶に残りやすいです。答えを学ぶのではなく、なぜそうなるのかという理由、原理を求めてみてください。回り道に見えますが大学入試では原理を理解していると解答の糸口が見えるものも多いです。

  最初にも述べたとおり、最も良い勉強法は個人個人違います。迷った時は先生に助けを求めてください。きっといいアドバイスがもら
えます。雲雀丘学園は「学び」の恵まれた環境だと思います。様々なことを学び、友達と支えあい、自らの道を切り拓いていってください。
頑張ってください。応援しています。