AcademicSummer in 徳島大学医学部 その1
今年度から徳島大学医学部でもAcademicSummer(昨年度まではScienceCampと呼んでいました)を実施していただくことになりました。8月に実施する総合科学部が常三島キャンパスにあるのに対し,医学部や歯学部,薬学部など医療系学部は眉山に近い蔵本キャンパスにあります。ここで2日間ですが,医師を目指すための心構えを含め,医学部で何を学ぶのかを体験させていただきます。
まずSkills Labにて臨床診療練習を医療教育開発センターの岩田先生に教えていただきました。一番最初は手の洗い方から始めました。蛍光染料を使って,汚れの落ち具合を見るのですが,1分間の洗浄では洗い残しがあって,簡単ではありませんでした。
続いて,傷口の縫合を体験させていただきました。器具で針をつかんで縫うのですが,針を思い通りに動かせなくて,戸惑っていました。模型とは言え,皮膚に針を突き刺しているのを見るのは辛い…
さらに腹腔鏡手術で使う鉗子をつかって,物をつかんだり,位置を動かしたりしています。モニターを見ながらの作業ではなかなか感覚がつかめません。右の写真はシミュレーターを使って,実際に治療を疑似体験しています。