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進路指導部員紹介③

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桜ばないのち一ぱいに咲くからに生命をかけてわが眺めたり かの子

 関東大震災を被災した翌春に詠まれた岡本かの子の代表作です。震災の傷跡が残る関東平野で、あらん限りの力を振り絞って咲き出でようとする桜、その花を見る自身もまた、誠実にその花に向き合わなければならないという思いにさせられるほどの歌意でしょうか。四月。桜咲く新たな出会いの季節です。この雲雀丘で自在に力を漲らせ羽ばたこうとする生徒諸君との出会いを大切にし、君たちの進路実現の一助となれるように努めたいと思っています。