One Day College 感想 ⑤
8 徳島大学 生物資源産業学部「微生物と人間生活」
・ 生物の授業で何度も耳にする「微生物」ですが,日々の生活の中では目にすることが無いため,存在している実感がなかったけど,発酵食品の詳しい話から人と深い関係を持つものの話までしてくださり,微生物への興味が出ました。(高1女子)
・ 普段,アオカビが出ていると,その食べ物を捨てるし,汚いなと思うけど,実際には抗生物質をつくるのに使われていると知り,毒をもって毒を制す的な感じなのかなと思った。増殖が速いことから,エネルギーをつくれるヤツとかがいたら,だいぶ利用できそうだなと思った。(高1男子)
・ 説明がとても丁寧で分かりやすかったです。私は一度,サルモネラ菌で食中毒になったことがあったので,特にサルモネラについての話が印象に残りました。グルタミンを生産したり,石油を合成/分解したり,人間の健康に影響する以外の微生物の有用性と可能性がよく分かりました。放射能を分解する微生物はいないのでしょうか。(高2女子)
・ 小さな微生物がちまちま増えたり,ちまちま動いて大きなことをしているのがすごかった。サルモネラ菌が足を時計回りに動かして進み,反時計回りに動かして止まるというのを聞いて,小さくてもちゃんと考えて生きているんだなと思った。石油をつくり出す細菌や石油を分解する細菌も発見されたそうで,実用化されればとても面白いだろうと思う。(高2女子)
9 同志社大学 歴史資料館「授稲作文化の広がりと人間集団~考古学の冒険」
・ 今まで、学校の歴史の授業でしか習わなかった基本的な弥生時代の知識に加え、先生の独自の研究によるデータなどから置く深いことも学べて、とても面白かったです。また、縄文時代と弥生時代を対比しながらそれぞれの時代を見ていくという見方も勉強になりました。(高3女子)
・ 今までは歴史通史を学習し、主に知識を中心に、“人”がしてきたことを見てきたが、実際の実物と触れ合い、使い方やどこから出てきたのかなど、理論というより理性でとらえるような歴史、つまり考えたりたくさんの人と話したりして歴史を新たに生み出す姿を実感できた。21世紀を生き抜く私たちの世代にとって、言葉では言い表せない世界を感性で感じ、人に話すことで、たくさんの人に歴史の魅力を知らせようとして下さった先生の授業は、今 後参考にすべき“歴史研究”の立場だと思いました。(高3男子)
・ 本物の弥生時代などの石器や土器が見ることができ、実際に見て説明を聞くことで、よりわかりやすく理解できました。先生の授業もわかりやすく、普段学校の授業では聞けないような詳しい内容を聞くことができ、より縄文・弥生時代に興味がわきました。ありがとうございました。(高3女子)
・ いつも教科書や資料集の中でしか見たこのなかった弥生・縄文土器や石包丁を触らせて頂き、使い方も教えて頂きました。なかなかできない経験をさせてもらえて良かったです。縄文土器と弥生土器は見た目の違いしか知りませんでしたが、作り方にも大きな違いがあると分かりました。先日、日本史の授業で学んだばかりのこの時代の特徴や変化についての内容や知識を深められました。(高2女子)