2016 One Day College 感想 5
鳥取大学 医学部
久郷 裕之 教授・染色体工学研究センターセンター長
「細胞の老化とがん化-染色体に仕組まれた細胞の寿命-」
・(高1女子)
がん細胞には寿命がなく、正常な細胞には寿命があることが分かってがん抑制遺伝子の変異の原因によって起こることが分かりました。健康長寿になるためには、細胞にテロメアを入れたり、陽性老化細胞の除去することで加齢による障害を遅らせることができることがとてもすごいなと思いました。
・(高2女子)
今回お話は、とても難しかった。理解できたわけではないが、私が今、生物で習っているのが、医学の中のちっぽけな、ごく当たり前のことだと実感した。日本での死亡原因のなかで、がんが上位にあたるので、早く実用的な抗がん剤ができればいいなと思った。医学の中でも、目の前の患者を救う医師もいれば、未来につながる、未来の命を救う医師がいることも初めて知った。やはり、医師はやりがいのある仕事だと思った。
・(高3女子)
私は細胞死の仕組みについて興味があります。お話を聴かせて戴くと細胞にも寿命があり、健常者の方の10年での老化が、何か異常がある場合、それが1年で起こってしまうことも知った。これを止める方法は研究されているけれど、老化のバイオメーカーという陽性細胞がどのように適応できるかまだ分かっていないようなので、そういう研究も何かの役に立てるかと思った。医学部と理学部、その他の理系違いを質問させて戴きました。貴重な時間で、これからの自分にとって良いきっかけを与えて戴きました。