8月24日(土)・8月25日(日)、第28回 兵庫県私立中学校男子バスケットボール大会が行われました。今大会で中学3年生は引退となります。昨年度の成績は5位と過去最高でしたが、それを超えるのが65期の部員たちのこの1年間の目標でした。

　1日目の予選リーグでは白陵中・啓明学院中・報徳学園中と対戦し、惜しくも報徳学園中には敗れましたが、残り2校に勝利し、2勝1敗、リーグ2位で2日目決勝トーナメントに進出しました。

　2日目の決勝トーナメントは、4リーグ上位2校ずつ、全8校によって争われ、1回戦は滝川中学校と対戦しました。相手の高身長とシュート力に、後半までリードを許す苦しい展開でしたが、土壇場での3Pシュート、マークマンの組み替えなどディフェンスの工夫が功を奏し、1点差で辛くも勝利しました。

　続く大会準決勝と3位決定戦では、優勝候補である甲南中学校、そして報徳学園中学校と対戦しました。どちらの学校とも、体力・走力・技術力、全てにおいて完敗。大きな点差で苦杯を飲みました。来年度チームを預かる現中2生もコートに出て、県内最高レベルのチームを相手に果敢にチャレンジしました。

　大会記録上、3位決定戦の結果は順位に反映されませんので、今大会は、昨年度の5位を上回る3位という結果になりました。これは28回に及ぶ大会で、本校最高の結果です。

　選手諸君は本当によく頑張ってくれました。勝つために、自分たちで考え、チームのためにプレーする「勇気」と「献身」が見られました。特に中3諸君については、2年半の中学校におけるバスケットボール部としての活動の集大成としてふさわしい結果を残してくれました。中2生・中1生の皆さんに、大きな大きな背中を見せてくれました。