校内で飼育している魚の中で、最も魚食性が強いのが、ドンコです。寺畑前川上流域で捕獲したものです。

水がかなり汚れていたので、水換えもしました。

ただ、アカムシやたまに小魚を与えていましたが、あまり餌をあげていなかったので、おなかが減っていたかもしれません。そこで採集場所である寺畑前川で餌を採集することにしました。

週末の雨のせいでしょうか。なかなか見ない水の量でした。長靴を履いてきて正解です。

ガサガサをやりましたが、水量が多いせいかなかなかドンコの餌になるような小魚が捕獲できません。

草も伸びていて、ずいぶん歩きにくくなりました。

ピントがずれて見にくいですが、草の際をガサガサしていると、エビ類に混じって小さなドンコも捕獲できました。共食いさせるのはかわいそうなので、リリースです。

大水が出て、下流に流されたカワニナ達でしょうか。大型の個体はどんどん上流に登っていっている姿が確認されました。写真のコンクリートの壁にくっついている黒い物体は全てカワニナです。

アカネ系のヤゴです。ナツアカネでしょうか？流されないように岸際の草にしがみついていたようです。

30分くらいでたくさんのエビ類・ヨシノボリなど捕獲できました。

小魚だけでなく、エビもドンコのいい餌になるそうなので、水槽導入決定です。

導入したエビやヨシノボリを見つめるドンコ。

この後、ヌマエビを捕食するのを目撃することが出来ました。

完全な待ち伏せ型の狩りですね。