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放送部 最後のアナウンス

2020/08/06

放送

8月1日、稲美町コスモホールにて『2020兵庫大会記念高校放送コンテスト』決勝大会が行われました。

例年東京のオリンピックセンターとNHKホールを会場に行われる『NHK杯全国高校放送コンテスト』ですが、今年は東京オリンピックが実施される予定だったため、兵庫県で行うことになっていました。

しかしコロナ禍により大会は中止。そこでその代替大会として企画された大会です。


アナウンス部門に参加した3年生のMさんは予選、準決勝とテープ審査を勝ち残り、10名の決勝進出者の一人として舞台に立ちました。

Mさんの高校生活最後のアナウンス原稿は、本校卒業生でデフテニスプレイヤーとして活躍する喜多さんの話題でした。デフテニスとは聴覚障碍者テニスのことで、補聴器を付けずにプレーするテニスです。

「大好きなテニスを通して障がいへの理解を広めたい」という喜多さんの思いを、やさしくあたたかい声でしっかり伝えました。



本番は全国大会と同様に、当日発表されたラジオ番組作品を聴いて紹介する原稿を一から作って読む課題もあり、文字通りこれまでの集大成となる発表でした。


先の見えない中、大学受験への準備などもあって一度は出場を諦めそうになりましたが、雲雀の放送部員として最後のアナウンスを披露できたことは、とても大きな財産になったと思います。

後輩たちにも大きなものを残してくれました。




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