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囲碁将棋部 将棋 県総文祭団体戦結果

2020/11/25

囲碁将棋

11月23()姫路市の淳心学院で第44回兵庫県総文祭将棋団体戦が行われ、本校から高2男子3名がチームとして参加しました。去年度は雲雀丘学園囲碁将棋部発足以来初の3位をおさめた大会で、今年は優勝を目指して準備をしてきました。

団体戦は3人1組です。チーム内で二人以上勝利でチームとしての勝ちになります。方式は全チームが必ず5局戦いチーム勝利数と個人勝利数などで順位を決めます。

初戦の相手は淳心学院高校、危なげなく3ー0のストレート勝ち。ニ戦目は県立伊丹高校、強豪ですが2ー1と勝利。三戦目は甲陽学院相手に3ー0で完封、4戦目は須磨学園に2ー1で勝利。この時点で4勝負けなし、同じ負けなしは甲南高校のみでした。そして優勝をかけての最終対局。甲南高校は昨年度の全国大会でも優勝している日本屈指の強豪校です。優勝するためにはこの壁は避けて通れません。

大将は居飛車vs三間飛車の対抗形、副将は対抗形穴熊(本部員は振り穴)、三将も対抗形となりました。先に対局が動いたのは三将戦でした。もともと序盤から攻め合いになっていましたが、居飛車で攻める本部員が見事に勝利、優勝に王手をかけます。次に副将戦、ここは見事にやられました。巧みな相手の穴熊崩しにやられ、1-1。優勝の行方は大将戦に委ねられました。相手は推定五段ほどある強敵ですが、大将の将棋は過去一番に輝いていました。彼は中盤まで戦いを優勢に進めます。間違いなく優勝はすぐ目の前にありました。しかし、相手玉を詰ましそこね敗戦。この大会のために研究を重ね、朝には大会前に神社への参拝にも行ったといいます。それだけにとても悔しかったと思います。

結果は3位となりました。灘高校や白陵高校など強豪がひしめき合う兵庫県で3位はとても素晴らしい成績です。しかし、去年を超えることのできなかった悔しさを部員から感じました。私としては、去年度は初の3位という涙でしたが、今年は1歩届かなかった悔しい涙となりました。

今回大会に参加した高2世代は歴代でも指折りの強い世代だと思います。まだ彼らには来年春に全国大会をかけた団体戦があります。それまで日々精進し、棋力向上を目指してもらいたいと思います。選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。

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