６月15日（日）本校食堂にて「第４９回文部科学大臣杯全国高等学校囲碁選手権大会兵庫県大会　団体戦 および段級位認定戦」が開催されました。

この大会は、８月に東京で開催される全国選手権の男子団体戦、女子団体戦に出場する兵庫県代表男女各１校を選抜する大会です。

本校からは男子団体戦、女子団体戦の両方に出場した他、中学生は段級位認定戦に出場しまし、合計９名が出場しました。

男子団体戦は８校エントリーと過去最多タイのチーム数でした。

エントリーしたのは本校の他に西脇、六甲学院、姫路西、甲陽学院、県伊丹、宝塚北、灘です。

トーナメント形式で行われます。

本校は主将：高３男子（七段）、副将：高１男子（七段申請）、三将：高２男子（初段申請）でした。

１回戦：対　西脇高　３－０で勝ち

準決勝：対　姫路西高　２－１で勝ち（○○×）

決勝：対　灘高　１－２で負け（○××）

灘高は１４大会連続３９回全国選手権に出場している強豪です。

主将～三将が七段または六段です。

主将が中押し勝ちし、三将が敵わず副将戦は激戦に。結果２目半届かず惜しくも１－２で準優勝となりました。

 

女子団体戦は３校エントリー。エントリーしたのは本校の他に姫路西、神戸女学院です。

総当たりで代表校を決めます。

主将：高２女子（五段申請）、副将：高２女子（１３級申請）、三将：高２女子（１５級申請）でした。

１回戦：対　姫路西高　１－２で負け（○××）

２回戦　対　神戸女学院高　０－３で負け

結果、勝つことはできず第３位となりました。

 

個人の結果は以下の通りです。

高３男子（七段）４勝０敗

高２女子（五段申請）１勝３敗

高２女子（１３級申請）２勝２敗　１２級認定

高２女子（１５級申請）１勝３敗　１５級認定

高１男子（七段申請）２勝２敗

高１男子（初段申請）２勝２敗

中３女子（１８級申請）１勝３敗

中２男子（初段申請）２勝２敗

中１男子（六段申請）３勝１敗　六段認定

 

中１男子は早くも六段認定。次は七段習得に向け挑戦することになりました。 

中２男子は昨年６月から囲碁を始めました。囲碁歴はわずか１年ですが、棋力の伸びが著しく相談の上初段申請で出場しました。今は高段者向けの詰碁に取り組んでいます。

棋力の推移は１８級認定（2024年6月）→１７級認定（2024年9月）→１２級認定（2025年2月）→8級認定（2025年4月）→初段申請するも2勝2敗で惜しくも認定はならず

と急激に伸びてきました。

先日の中学団体戦では灘中の高段者相手に20目程度の差と囲碁歴１年とは思えない伸びに今後に期待です。

この大会が高３部員にとって兵庫県高等学校囲碁連盟主催の大会では最後の大会となりました。

全国大会２つと大阪・関西万博での大会を控えているのでまだ引退ではありませんが、１つの区切りではありました。この高３部員は県大会で３位以下になったことがありません。

数えてみたところ、３年間の兵庫県大会男子代表選抜戦の結果は

優勝：８回

準優勝：２回

３位以下：なし

と圧倒的でした。準優勝の２回は幼い頃から競ってきた方との対局結果によるものです。

初心者とも嫌な顔１つせず丁寧に教えてくれ、部には言葉では言い表せない程貢献してくれました。２年生からは部長としても活躍してくれました。

 

最後は高３部員を囲んで写真を撮り、みんなに激励の言葉をいただきました。

全国大会、大阪万博での大会での活躍をみんなで祈願したいと思います。