１１月１４日（土）のOne Day Professionalでは、様々な職業の方をお招きして中学3年生に直接お話を頂きました。前回ご紹介できなかったご講演を今日は紹介いたします。

島津製作所から来ていただいた楢崎太郎氏は、「ノーベル賞の技術で新型コロナに挑む！」というタイトルで、「科学技術で社会に貢献する」という理念の下で活動する島津製作所について講演してくださいました。ノーベル賞を受賞した最先端の分析技術でアルツハイマー病やがんの早期発見を行っていることや、その技術は実は失敗した実験から偶然発見されたことなどに触れながら、「失敗を恐れず、いろいろな可能性にチャレンジしてほしい。」という田中耕一さんのことばを伝えて下さいました。また、コロナ禍以降、AIやIoTが発達して社会の中で求められる未来の人材についてもお話しくださいました。受講した生徒たちは、「社会の役に立つように問題に立ち向かおうとする精神を感じました。問題を解決しようとする主体性が大事と思った。」と言っていました。講義が終わってすぐ、生徒達は受講した講義の感想文を書きました。

そして、後日になりましたが、学年の国語科教員によるハガキの書き方の指導を受けて、講義でお世話になった先生方へ感謝の気持ちを葉書にしたため、お送りさせて頂きました。当日お世話いただいた先生方、本当にありがとうございました。